春の宮島の旅・霊峰弥山の巻<最終回>

弥山の頂上、新しくなった展望台でゆっくり休憩したところで、下山開始!
(これまでの続き:弥山その1★その2★

ゆっくりしすぎて、新しくなった展望台を撮り忘れてしまいました(汗)
360°の絶景を見ながら、木の香り漂う展望台でゆっくりとくつろぐことができる、
居心地の良い空間になっていました。
今度は、お弁当を持って、ここで過ごす時間も楽しみたいです♪

 

山頂から下る道にも、巨石がたくさんあり、異次元に迷い込んだ気分。
こちらは、弥山七不思議の一つと言われる「干満岩」。

小さなのぞき穴を覗いて見ると...お水が見える!
潮の満ち引きに合わせて穴の水位が変わると言われる不思議な岩です。
「こんな高い山から、潮の満ち引きがわかるの???」
子どもにも、不思議がいっぱいの様子。

 

干満石

 

いつもなら、来た道を戻りロープウェイに乗り込むところですが、
今日は大聖院コースを通って、歩いて降ることにしました。
下るだけなら、子どもの足でも大丈夫かな?
木立のアーチをくぐりながら、石畳の道をひたすら下り続けます。

 

弥山原始林

 

途中、足を止めて見入ってしまうような景色が広がります。
本土では見られないような、自然の姿がそのまま残った原始林の中を歩いていると、
絵本の森の中に迷い込んだようです。

 

弥山原始林

 

歩きながら聞こえてくるのは、鳥のさえずりと、川が流れる水音だけ。
決して小さな音ではないのだけれど、普段の暮らしの中で耳にする音とは全く違う心地よさ。
水の流れる音は力強く、もうちょっと頑張るぞ!という気持ちにさせてくれるのが不思議ですね。

 

弥山原始林

 

ずいぶん下まで降りてきました。
森が開けて、パーっと光が差し込んできたかと思うと、
目の前に大きな岩肌が広がドーンと!

 

 

弥山原始林

 

こんな大きな岩盤に、必死に根を張る木々。
滑り落ちそうなこんな場所に、
「俺があそこに行って根をはるよ!」先頭の木がひとり勇気を持って歩み出し、
後ろの木々も、恐る恐る後に続こうと挑戦

そんな風に見えるのは私だけ?
(そうよ!私は妄想族)

思わず「頑張ってー」と応援。
あっ!頑張って降りなければならないのは私でした...。
石段続きの道を降り続け、だんだん膝がガクガクしてきました。
子ども達は「膝が笑っとる!!」と大笑いしながら...。若いな...。

 

途中の展望台までたどり着きました。
上から眺める大鳥居も美しいですね〜。
あともうちょっとです!

 

大聖院ルートからの眺め

 

最後の石段を駆け下りると...
見えてきました!
奥に見えるのが大聖院の屋根です!!

 

「お寺が見えた...!」とガンダーラに到着した三蔵法師の気分なのでした。

 

大聖院ルート

 

歩き疲れて、お腹ペコペコの状態でたどり着いたのは、山代屋。
大聖院からは少し歩きますが、宝物館と大願寺からすぐ近くのお店です。
リニューアルした店内は、落ち着いた古民家風。

 

山代屋

 

かま玉うどんとミニ穴子めしをいただいて、満足♪
美味しかったです♪

 

ミニ穴子丼

 

穴子めしは、大聖院をまっすぐ降りたところにある「ふじたや」」もオススメです。
休日のお昼時には行列ができていますが、
蒸しあげた穴子は、ふっくらとして柔らか〜いんです。

 

これからだんだんと暖かくなり、お出かけには良い季節がやってきますね。
時間がたくさんあるのなら、たっぷり使って遠出を楽しみたいとこですが、
家族全員のお休みと都合を合わせるのはなかなか難しいもの。

 

できないことを見つめるよりも、
手にした時間をどう使ったら、心が満足する楽しみ方ができるのか?
ちょっとお出かけする距離で、お気に入りスポットを探してみるのも楽しいものです。

この日は行き帰りで疲れることもなく、夕方には無事家に着くことができたおかげで、
休日遊び呆けた子どもたちは、宿題にとりかかっていました。
時間があってよかったね!

 

 

 

講座開催のご案内

3月・4月はクローズドの講座が続きます。
春の講座は、5月より開講いたします。
日程の詳細に付きましては、確定次第ご案内させていただきます。

 

2016チャリティイベント@広島のご案内

今年は、6/5(土)にオーガナイズウィークチャリティイベント@広島を開催いたします!

↓詳しくはこちらをごらんください↓
ライフオーガナイザー協会中国チャプターHP
http://lo-chugoku.jimdo.com

お申し込みは、4月上旬より受付開始予定です。

 

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