熊本地震・今私にできること<お金による支援>
亡くなった祖母の自慢の故郷、熊本。
桜のきれいな時期に、両親が熊本のお墓参りに行ってきたばかりでした。
連日報道される、熊本の地震のニュースを見て、
今、自分が不自由のない生活を送っていることに罪悪感を感じたり、
今、何もできないことに無力感を感じている方も多いと聞きます。
私もその一人です。
・水がない
・食ベものがない
・眠れない
・お風呂に入れない
・寒い...
そんな様子を目にすると、
・できることなら、今すぐにでも目の前にある水や食料を届けたい!
・必要なものがわかれば、すぐにでも!
という思いがわいてきます。
でも、混乱しているところに、思いだけで支援品を送ることは迷惑にもなります。
心がざわざわしたまま...。
日本人はお金に対して、なぜか後ろめたいという考えがあるようですが、
一番困っている地域が、これから一番必要とするものが「お金」でもあります。
場所をとらず、配送の手間もかからず、保存ができる、誰にでもできる支援、
「お金による支援」について学び、行動してみてはいかがでしょうか。
お金による支援
お金による支援は、義援金・支援金・募金など様々な形で行われています。
そのお金が、自分が応援したい地域や、応援したい支援団体の手元に確実に届くよう、
自分でよく調べて行う必要があります。
一番確実に被災された方へ届くのは、赤十字義援金です。
集まった義援金を平等に分配するするため、届くまでに時間がかかりますが、被災された方の手に届くきます。
受領証を受け取ることができるため、様々な募金活動もで集まったお金を赤十字義援金へ届けることことも多いです。
受領証を保存し確定申告すると、寄付金控除を受けることができます。
自治体に寄付をすると寄付額に応じて控除が受けられる「ふるさと納税」制度がありますが、
お礼品を受け取らず、善意をそのままにお届けることができる「緊急支援募金」が開設されています。
ふるさと納税サイト・さとふる 平成28年熊本地震災害緊急支援募金
寄付した金額はその年の所得税と、翌年度の個人住民税より控除されます。
ふるさと納税寄付金控除上限額は、ふるさと納税サイトでシュミレーションをすることかできます。
確定申告をすることでいくら控除を受けることができるのかを把握できれば、より多くの支援募金をすることができるのではないでしょうか。
□支援金
支援金は、被災された方の手元に行くお金ではなく、
被災された方を支援する活動のために使われるお金です。
支援金が集まることで、今必要としている支援を行うことができます。
たくさんある支援の中の一例ですが、避難所での暮らしが少しでもよくなって欲しいと思えば、こんな支援があります。
ここに支援金が集まることで、避難所となっている体育館や集会所での暮らしが少しでも改善されます。
これから必要とされる支援の声が上がり、具体的な支援方法も上がってきています。
少しでも早くこの支援を届けたい!と思う団体を選び、支援金を送ることができるのです。
・熊本地震ボランティア活動資金 ←4/20追記
悲しいことに、義援金・支援金・募金を、だまし取ったり、他の用途に使ったりということが過去にもありました。
そのお金を被災された方の元へ確実に届けるためには、
誰が、どんなことに使うのか、自分でよく調べる必要があります。
復興支援に使われる国の税金も、本当に復興のために使われているのか、よーく調べて使って欲しいものです。
<参考>
・熊本地震へ寄付金と義援金と支援金、どれを選べばいい?メリットとデメリット
・「千羽鶴・古着・生鮮食品は要りません」 被災地が困る「ありがた迷惑」な物とは
・熊本地震 ふるさと納税で被災地支援の動き わずか2日で南阿蘇村に3500万円
・支援金と義援金の違い ←4/20追記
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