高学年の読み聞かせにオススメの「色の絵本」
娘の通う小学校の図書ボランティアに参加させていただくようになってから、
早いものでもう7年目...
少しづつ慣れてきたとはいえ、高学年の絵本選びには、まだまだ毎回悩みながら...
でも、それも楽しい時間です。
最近気になるのは、「色」のこと。
原色を混ぜることで、様々な色が作れるようになると、その色を人に置き換えて考えることも。
配色を考えるときには、自然の色を見つめて、今まで気づかなかった色に驚いてみたり。
苦しいなぁ...と思う時がありながらも、これもまた楽しい時間です。
何年振りかに、絵筆と絵の具を使うようになって、気になったのはこちらの絵本です。
てん
『てん』ピーター・レイノルズ・作/谷川俊太郎・訳/あすなろ書房
作者が中学1年生の時に出会った先生に、感謝の気持ちを捧げた絵本。
こんな風にして、子供のやる気を引き出す先生に出会えたら...とワクワクしながら、
これと逆のことをしているのではないか...日頃の自分の態度を反省してみたり。
高学年の子どもたちは釘付けで聞いてくれましたが、小さなお子さまや大人の胸にも響くお話です。
フリッチスふしぎな色の旅
8月にオリンピックが開催される国から紐解いて、出会ったのはブラジルの作家「ジラルド」
『フリッチスふしぎな色の旅』ジラルド作/無双社
魔法の響きを持つ言葉「フリッチス」。
フリッチスという色の主人公が、自分の居場所を探して旅にでかけ、がえのない宝物を見つけるというお話。
ブラジルでベストセラー絵本なんだそうです。
最後には、アポロ11号の乗船し、人類で初めて月に降り立ったこの方、
宇宙飛行士ニール・アームストロングもちょこっと登場。
宇宙飛行士になりたかった私にとっては、たまらない1冊です。
ペツェッティーノ
私の大好きな作家レオ・レオニも、自分探しの旅にでる色のお話を書いています。
『ペツェティーノ』レオ・レオニ・作/谷川俊太郎・訳/好学社
教科書にも載っている『スイミ-』のお話でおなじみのレオ・レオニですが、
彼の作品はどれも子供向けに書かれているようで、実は奥が深く、
大人が読んでも「う〜ん」とうなって考えさされる面白さがあります。
絵本を通じて彼が伝えたかった「ほんとうのこと」、
それを探す楽しさは、いつ頃から感じるのだろう?
そんなことを考えながら、高学年の教室で読んでみるのも楽しいです。
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