革のおうち工房を作る!(3)材料編
前回、道具を使いやすく片付けたおかげで、
作る作業はとても楽になりました。
アトリエや、工房を使いやすく片づける時の一番のポイントは、
「道具」「材料」を分けること。
前回「道具」の整理を終えたので、
今回は「材料」の整理に入ります。
材料は、作るモノ・作る数・制作前か制作後の時期、などによって、
その量は増えたり減ったりと流動的です。
お店の商品と同じで、何がどれくらいあるのかがわかりやすくすると、
無駄な仕入れが減り、作業効率もUPします。
革の場合は…とにかく大きいので、
材料の整理は、本当に悩ましいところです(汗)
大きな革のお片づけ
写真は、「キップ」と呼ばれる生後6ヶ月〜1年程度の牛の革です。
広げてみると、大きさは約一畳分!
2才以上の革だと、2畳分くらい大きいものもあるのです。
折ると折り目やシワができるし、
日光が当たると、色が焼けてしまうし、
湿気が多いとカビが生えてしまうので、
保存方法&保存場所はしっかり考えないといけません。
革屋さんで革を購入すると、
くるくると筒状に丸めて、紙に包んでくれるので、
その状態で保存しています。
お店によって、巻いてくれる紙も違うので色もいろいろ。
直接革が見えないので、お目当ての革を探すときは、
いちいち紙を外して、
「あー!違ってた」
なんてことも…
私は、色が多いとイライラするタイプ。
手持ちの紙で、色を統一して巻き替えてみました。
これだけで、見た目すっきり!
紙をはがさなくて、中身がわかるよう、
革の種類を書いて貼り付けました。
これで、「あれどこ?」と探し回ることなく、
必要な革がワンアクションで取り出せます♪
(はじめからこうやっておけばよかった…)
小さな革のお片づけ
革の作業を続けていると、革の端切れがどんどんできます。
どんなに小さな端切れも良い仕事をしてくれるので、捨てられないのです…。
小さな部品やラッピングの材料、商品のタグ、値札などなど、
革の端切れの使い道は、盛り沢山!
どんな小さな端切れも、色別にざっくり分けて、ジップロックに入れて保存しておきます。
うちはあまり湿気がないので、そのまま入れています。
カビの心配があるところは、乾燥剤のシリカゲルを一緒に入れておくと安心ですね!
ジップロックにまとめたら、バンカーズボックスに入れて保存。
このバンカーズボックスは、使わないときにはたためるし、
ボロボロになったら、資源ごみとして手放すことができます!
増減の多い材料の保存には、バンカーズホックスは便利ですよ。
沢山の布のお片づけ
革の裏地に、布を使うこともあります。
子ども服や、子どもの小物をソーイングしていたこともあるので、
実は、布の材料の在庫もたくさん持っています。
布は、さっと取り出せて、しまうやすいと乱れません。
グループごとに、ジップ付きのビニール袋に入れておくと、
中身が一目でわかり、出し入れも簡単です。
洋服の収納と同じ感覚で、
サイズ別に分けたり、色別に分けたり。
自分がわかりやすい方法で並べておくと、探すのが楽です♪
作りかけの材料のお片づけ
同時進行で作業を行うことも多いので、
作りかけの材料はキット状にして保管しています。
これには、旅行会社でいただいた丈夫なジップ付きファイルが便利♪
自立してくれるので、立てて保存ができ、作業の様子も一目でわかります。
こんな風にして、材料をわかりやすく保存しておくと、
「こんなもの作りたいな〜」とアイディアが湧いた時点で、
手持ちの材料の中から、必要なモノを簡単に探し出すことができるんです。
モノを作る時は、作り始める前に必要な材料をキット状にしておくと、
作業効率がUPしますよ!
さてさて次回は、
整理した「道具」と「材料」をを使いやすく配置していきましょう♪
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