育ちゆく野菜、育ちゆく子供の未来も、平和であるために
GWにガーデニングに目覚めてからというもの、
週末は、畑仕事に励む娘。
ナッツ缶の植木鉢も、また増えました!
太陽の陽をサンサンと浴びて、
野菜たちはすくすくと育ってくれています。
トマトは、黄色い花を咲かせ、
パプリカも、ちいさなつぼみをつけました。
きゅうりは、支柱にツルをしっかり巻き付けながら、太陽に向かってぐんぐん伸びています。
ジャックと豆の木みたい!
収穫の日が待ち遠しい〜♪
そうそう!ライムも花を咲かせてたんですよ。
白い花をたくさん♪
今は花びらが落ちて、ちいさなちいさな実をふくらませています。
夏は、炭酸にライムを絞ってシュワっとできるかな…?
庭仕事が好きだった祖母は、
花があふれる庭の手入れを、毎日楽しんで続けていました。
「平和な時代になったおかげで、庭で花を楽しめるようになった♪」
そう言って新しい品種の球根や苗を連れて帰って来ては、
大切に育てていました。
戦争中・戦後の食料がない時代を過ごした祖母は、当時を振り返り、
「とにかく、食べられるものを作るしかなかった。
鑑賞するために、花を育てるような余裕はなかった。」
と話していました。
「食べることに困らない、こんな平和な時代を迎えたから、
もう安心して、キレイな花を楽しみたい♪」
戦争を放棄して、日本が平和な国になったことを、
心から喜んでいたのです。
今、庭で野菜を育てている娘は、アブラムシと戦っています。
もし、トマトが実らなかったら…と心配していますが、
今は実らなくても、食べるものに困るわけではありません。
でも、これからその心配が全くないわけではありません。
「共謀罪」「憲法改正」「原発再稼働」…
心に引っかかる心配は、だんだんと大きくなっています。
穏やかではないニュースも日に日に増えています。
このまま、
彼女が庭の畑の作物で、料理を楽しむことができるよう
将来、彼女の大切な家族を戦争に送り出ことがありませんよう
彼女が命の危険を感じずに、子育てができるよう
私が今できることはなんだろう?
日本では、一般的な会話では政治と宗教の話はタブーとされる傾向があるけれど、
政治について、もっと関心を持って学び、
未来をしっかり考えて投票すること。
一時の勢いだけで「世界に誇れる唯一の平和憲法」を改正しないよう、
原子力発電所の廃止を決断できるよう、
子ども達と政治について考え、
ちゃんと自分の意見を持ち、語り合える場をまずは家庭に作ろう。
君たちが明るい未来を描けるように、できることはやっておきたい。
「なんでこんな日本にしてまったの?」
と、将来子どもたちが悲痛な声を上げないために。