【ドイツ・ハンブルグ紀行】⑦ドイツのBIO(オーガニック)事情
ドイツではオーガニックのことをBio(ビオ)と言い、
EUで定められたオーガニック基準をさらに上回る、
ドイツ独自の基準で生産されています。
ヨーロッパでは、チェルノブイリ原発事故で国土が汚染されたり、
BSEや口蹄疫の発生で、食の安全に敏感な人が増えています。
ドイツではマルクト(市場)やBio(ビオ)専門店だけでなく、
ディスカウント系スーパーでも独自のビオブランドを展開しているので、
手軽に購入することができるうらやましい環境です。
BIOマーケット
まずば、ビオマーケット(Biomarkt)に足を運んでみましょう!
ビオマーケットに並んでいるお野菜は、ぜーんぶビオ!
オーガニック(有機農業)のお野菜たちです。
ビオのお野菜のお値段は、一般のお野菜の1.5倍程度なので、お財布にも優しい♪
もともとの一般のお野菜のお値段も、日本と比べるとかーなりお安いので、
お財布と相談しなくても、ビオのお野菜にすっと手が出ます。
ビオスーパーでは、お醤油やお味噌、お豆腐、巻き寿司セットなども手に入るんですよ!
これは、海の香りがするホワイトハニー。
葉っぱの形のマークが、EUのビオロゴです。
こちらは、パンコーナー。
ドイツパンは全粒粉やライ麦パンなどで作る、どっしりとしたパン。
美味しいんです♪
お米でいうと、玄米という感じですね。
ビオマーケットのスイーツコーナーも、充実しています。
ビールもビオ(オーガニックビール)が揃っています。
ラベルがワインみたいで、またオシャレなんです!
ビオのスキンケア商品も充実しています。
私のお気に入りは、ラベーラ(lavera)。
暑に向けて、爽やかな柑橘系でそろえてみました。
ボディーローション、歯磨き粉、ロールオン制汗剤などなど。
お年頃の娘が一番喜んだお土産は、ロールオン制汗剤でしたね。
ドイツ語が読めなくて困った時は、翻訳アプリが助けてくれますよ。
読みたいものを写真に撮って、指でなぞると…
ドイツ語から日本語に翻訳してくれるのです。
赤ちゃん時代にお世話になったウェレダ(WELWDA)のカレンデュラ。
ボトルを見ただけでは、オイルか乳液なのか不安でしたが、
日本語訳を調べることができたので、安心して購入♪
ドイツ最大のスーパーマーケットEDEKA
お手軽価格の品物が揃っているスーパーイデカ(EDEKA)にも、
独自ブランドのビオ商品がそろっています。
ドイツのお買い物には、エコバックが必須。
お店で袋を渡してくれることはありません。
持っていない場合は、レジ付近に購入出来るオサレなエコバッグが用意されています。
EDEKAのエコバッグはサイズも絶妙で、私のお気に入りのBAGに♡
こちらはビールのコーナー。
さすがビール大国ドイツですね。
お値段を見てみると、ミネラルウォーターよりもビールが安い!
こちらは、チーズのコーナー。
こんなに種類が豊富なんて、夢のよう♪
朝食用においしそうなヨーグルトを選んでいると
売り場には、ビオの商品と普通の商品が一緒に並んでいます。
ボトルのデザインに惹かれて買ったスムージー。
これが美味しいのです♪
こちらのパンは、スーパーオリジナルのビオ商品。
どっしりとし柔らかい黒パン。お米でいうと玄米。
個別包装してあり、賞味期限が半年もある優れもの。
栄養もあり、手軽に食べられ、日持ちがするから、
災害に備えた非常食にもなりますよね。
六角形のBIOマークは、ドイツ独自のビオロゴです。
パンといえば、忘れられないのがこのお店!
ビオのパン屋さんEFFENBERGER
ハンブルグ大学の近くにある、美味しいドイツパンのお店エッフェンベルガー(EFFENBERGER)。
このお店だけで、一週間に7トンもの全粒粉を使ってパンを焼いているそうです。
大きな機械が並んでいます。
お店で作って、お店で焼いて、売って…お姉さん大忙しです。
BIOの看板も出ています。
焼きたての香ばしい香りが、お店の中から漂ってきます。
もう、幸せな香り〜♪
美味しい香りは、幸せを運んできますね♡
美味しい食材は、特別に手を加えなくても美味しく食べられる。
お買い物を楽しんだら、まっすぐホテルの部屋に帰って、
チャチャッとお料理して食べたくなる。
旅なのに、レストランに行かないなんて、初めてかも。
キッチンが付いてるお部屋で本当によかった(^^)