見てるだけで楽しくなる「自然を生かした建築と路上観察」藤森照信展
最近の中学校の家庭科は、私の時代とはどうも違うよう。
頭を抱えながら、
宿題の「理想の家の間取り図」に取り掛かっているのだが、
参考にしているのが新築の分譲マンションのチラシ…(涙)
ちょっとぉ!
理想の家なら、もっと大きな夢を描こうよ!!
とうことで、連れ出したのは広島市現代美術館。
今、建築家の藤森照信さんの特別展が開催されているのです。
藤森照信さんの建築は、
とにかく見ているだけで楽しくなる♪
そして、癒される♪
雑誌でしかお目にかかれない世界だと思っていたのに、
この特別展には「動く茶室」の現物が運ばれてきていてビックリ!
しかも!
「靴を脱いで入ってもいいですよ〜」って。
展示の撮影もOK。
なんて太っ腹な!!
もちろん、娘も私も喜んでお茶室に上がり込み、
小さな異空間を楽しみました♪
展示は、大きく引く伸ばした写真と、
特別展のために用意された模型がまた可愛くて…
模型というより、素敵な木工芸品なんです。
これを一つ一つ眺めて歩くのも、ほっこりとたのしい時間です。
模型を眺めながら、
「こんな建物、実際に立てられるん?!」
驚く娘たち。
驚いたすぐ横には、
実際に建てられた写真があり、
「わーっ!!」と歓声が上がる。
「こんな家ができるなんて、夢みたい!!」
はいはい、しっかり夢をみなはれ(^^)
藤森照信さんの建築にすっかり魅せられた娘たち。
お菓子屋さんの「ラ コリーナ近江八幡」の展示室には、
1時間近くいたのではないでしょうか?
帰りに本をせがまれて、喜んで買って帰った私です♪
面白かったねぇ〜♪と感想を語り合いながら、
ヘンリー・ムーアの門を眺めながら、
比治山の森を抜けて家路に着きました。
大人から子供まで、
建築に興味がない方にも楽しめるオススメの特別展ですよ。
ちなみに家庭科の宿題は、
無事仕上がったそうです。
見せてもらえないのだけれど…( ̄O ̄;)