宇宙から地球を見つめて考える!小学校高学年にも読んでほしい絵本
今日、2/3は節分ですね。
先月の小学校の朝の読み聞かせの時間では、節分が近いということで、
6年生のクラスでこの本を読んできました。
(実は、高学年の絵本選びは、毎回かなり迷って考えます...。)
『5ひきの小オニが決めたこと』サラ・ダイアー/作 毛利衛/訳
この本の訳者は、あの宇宙飛行士の毛利衛さんなんです!
小学生の頃、宇宙飛行士に憧れていた私は、
日本人として初めてスペースシャトルの乗組員となって、宇宙に飛び立った毛利衛さんの大ファンです。
毛利衛さんが、宇宙から地球を見つめて考えたこと感じたことを書いた文章はとてもわかりやすく、
宇宙のはるか彼方から俯瞰して整理された考えは、胸にまっすぐ届くものがあります。
そんな毛利さんが、日本語に訳して日本の子どもたちに伝えようとしたこの物語は、
毛利さんが宇宙から地球見つめて考えたことと重なります。
この物語に登場する小オニたちは、大好きな「空、月、太陽、空、大地、海」分け合って一人占めし、
その後重大なことに気がつきます。
そして、5ひきの小オニたちはじっくり考えて話し合い、賢い選択をするのです。
本当に大切な「本質」を見つけるために大切な事
本当に大切なものを見つめるには、客観的な目を持つことが大切です。
当事者には見えないコトでも、少し離れたところから見つめている人には見えるコトがありますよね。
そんな第3者の目線を持つコトができたら、本当に大切なコトが見えてきます。
(難しいですけどね。)
ライフオーガナイザーがお客様のお悩みを伺う時は、
この第3者の目線を持って、お悩みの本質を見つめることを大切にします。
宇宙から地球を見つめた毛利さんの生き方や考え方を、
対談や聞き語りなど様々な面から知るコトができるこの本も、なかなか面白いです。
そんな毛利さんの経験や、想いを込めて初めて書いたサイエンス・ファンタジーは、
子どもが読んで楽しめるオススメの本です。
『モマの火星探検記』毛利衛
大人が読んでも、これまでよりも少し大きな視点を持って、
地球のために私たちができることについて考えられるような気がします。
今日の新聞の一面には、
「電気を使う家ほど割安になる」
という電力会社の新料金プランが掲載されていました。
昨年は、節電を意識して暮らすことで、電力不足にはならなかったという事実があるのになぜ?
電気を沢山使わせて、電力不足になったら何を動かしたいのか?
子どもにもわかること...
私たちも、地球のために「賢い小オニ」になりたいものです。
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