【ドイツ・ハンブルグ紀行】⑧愛しのコーヒー物語
ハンブルグの街は、歴史を感じる建物と、
近代的な建物とが調和して混在する美しい街。
どちらを見てみたい?と言われると、やはり歴史を感じる建物。
この美しい建物は、街の中心部にある市庁舎(Rathaus)
13世紀に、エルベ川の支流アルスター湖をせき止めて作った、
アルスター湖のほとりに立つこの建物は、
19世紀末に完成したネオ・ルネッサンス様式の建物。
部屋数は、なんとバッキンガム宮殿よりも6室多い647室!
入り口には、ハンブルグの街の紋章がありました。
この立派な建物は、
王様が住んでいる宮殿ではなく、
ハンブルグ州議会の議事堂というから驚きです。
重厚な門を開けて中に足を踏み入れると、
ベンチでゆっくりと休憩することができる、
静かな落ち着いた空間が広がっていました。
もっとゆっくりしたい方には、地下にレストランもありますよ!
市庁舎(Rathaus)の周辺は、
高級デパートや、高級ブランドが軒を連ねるショッピングアーケード街です。
街を眺めてみたい時は、高いところに登ってみたくなるもの。
てくてく散歩しながら、聖ミヒャエル教会(St.Michaeilskirche)向かいます。
聖ミヒャエル教会(St.Michaeilskirche)は、
「ミヒャエル」という愛称で親しまれているプロテスタントの教会。
バロック様式の建物の中。
ひんやりとした空気が、心を落ち着かせてくれます。
観光スポットではありますが、
街の方にとっては大切な祈りの場です。
塔にはエレベーターがあるので、展望台へ登ってみましょう。
展望台からの眺めは、360°大パノラマ!
街の中なのに、緑がたくさん広がる気持ちの良い風景♪
こちらの眺めは、今の近代的な港街。
ドイツ最大の湾岸都市ハンブルグです。
コンテナにクレーン、風力発電の施設も広がっていますね。
その隣に目を移すと、古い趣のある港町が見えてきます。
赤レンガの倉庫街が見えますね。
さて、これからこの倉庫街に行ってみましょう!
地下鉄に乗って、バウムヴァル駅(Baumwall)でおりると、倉庫街が目の前に広がります。
少し歩くと、G20の会場にもなったエイプフィルハーモニー(Elbphilharmonie)が見えてきました。
赤レンガの倉庫街の建物に、ゴールドの文字。
どっしりとした重厚な雰囲気が漂います。
街角には、あれっ?ミニオンズ?!
目的地は、焙煎所が併設された本格的なコーヒショップ、
シュパイヒャーシュタット・カフェーレステライ(Speicherstadt Kaffeerösterei)。
大人気のお店なので、長蛇の列!
残念ですが、ここでコーヒーを飲むのはあきらめて、
となりのショップでコーヒー豆を買って帰ることに。
ハンブルグは、コーヒー豆の取り扱い高世界第2位。
昔は、荷物を積んだ船がこの運河をたくさん通っていたんでしょうね。
倉庫街の前のエルベ川には、風情のある船がたくさんとまっています。
さてさて、日も暮れてきたので、
地下鉄に乗ってホテルに帰りましょうか。
そして、ゆっくりとコーヒーを楽しむことに♪
自分で入れるコーヒーも美味しいけれど、
誰かが入れてくれるコーヒーは、格別の味がします。
ありがとう♡