もうすぐ桃の節句ですね。
お店を覗くと、おひなまつりのお菓子がたくさん並び、華やかなこと♪
うちにも娘が2人いるので(私を含めると3人?)
おひなさまの前でワーワーキャキャー騒がしいです。

 

最近、私と同年代の娘世代の方から「実家を片付けたいんです!」
と、強い願いを持ったご相談を受けることがあります。
実はこの強い願い、親の側から見ると迷惑なこともあるようです。
やり方によっては、後で親子関係に大きな亀裂が入ることもあるようなので、
お雛さまを通して、娘世代にできることを考えてみましょう。

 

お雛さまはお片づけの友好親善大使

 

次女の夢は「大きな段飾りのお雛様を、一人で出して飾ってみること。」

 

お雛さまを飾る8

 

去年のこと、実家の七段飾りの前でこんなことを言い出しましたら、

「それは是非お願いしたい!来年は絶対叶えましょう!」

と、実家の母が両手を上げて賛成し、全面的に協力してくれることになりました。
毎年この時期、実家に行くとすでにお雛さまが飾られていましたし。
母の友人も、楽しみにしていると聞いていたので、飾る作業も楽しんでいるのかと思っていたら、

 

「毎年、お雛様を飾るのは大変だな...
でも、あるのに飾らないなんて、なんだか悪いような...孫娘もいるのに...」

 

人にものを頼むことが苦手な母は、そんな風に思いながら、一人で飾っていたそうです。
みんなのスケジュールを合わせていたら、飾る時期を逃して慌ててしまったこともあるし...
ということで、今年は次女と私の二人だけで、七段飾りのお雛様を飾ってみることとなりました。
そこで、いろんな気づきが出てきましたので、ご紹介しますね。

 

大切なのは、大変さを実感すること

 

さてさて、飾るためには片付けるところからスタートです。
床の間を何もない状態にし、土台を組み立てていきます。
これがなかなかの重労働。
一人で作業していると、油断すると、壁をガリッ!柱にギッ!と傷が入ってしまいそうでヒヤヒヤ。
でも、二人でやると、同じ作業でもすんなり組み立てらるものです。

 

お雛さまを飾る1

 

土台ができたら、赤い毛氈広げ、一段一段止めていきます。
大きな土台の狭い両端に入り込んで、高い段に毛氈を綺麗に広げて止める作業は、
骨皮筋子(ほねかわすじこ)と呼ばれた私でも、大変でした。
肩に痛みがあったら、一日では難しい作業ですね。

 

お雛さまを飾る2

 

大きなたくさんの箱から、1年ぶりに顔をだす雛人形たち。
箱の重さは軽いのですが、何せかさばるこの大きな箱。
この箱をすべて出してくるためには、お部屋も階段も片付いていないと、
前が見えないので足元が危険です。

 

お雛さまを飾る3

 

大変な肉体労働は、大人が引き受け、飾り付けは次女一人で頑張ります。
綺麗なお雛さまを飾るのは楽しいことばかりだと思っていた次女。
三人官女を飾り終えた頃から、様子が変わってきました...

 

手先が思うように動かない

 

五人囃子のお支度をしている時に、雲行きが怪しくなってきました。
一生懸命取り組んでいるのに、なかなか上手くいかない...。
白い手袋をはめている場合ではなくなってきました。

 

お雛さまを飾る4

 

帽子の紐を、あごの下で綺麗に結んであげたいのですが、
どんなに頑張っても上手く蝶々結びが出来ず、帽子が落ちてしまう。

 

「どうしたらいいの...」

 

五人囃子に向かって、弱音を吐いています。

 

お雛さまを飾る5

 

右大臣と左大臣にいったては、武具のつけ方もよくわからず、丸腰のまま放置。

 

実はここ数年、母もこの作業が難しく、帽子や武具は何年も置いているままだったとか。
こんな顔をしながら、一人で頑張っていたのかもしれませんね。

 

難しいところは助け合って

 

一人で飾ると宣言したけど、できないことに落ち込み逃走したくなってきた次女。
難しいところだけ、私が手伝うことになりました。
私は細かい作業が好きなタイプなので、小さな飾りや道具身につけ、
細い紐を結ぶのも苦にはなりません。
でも、ちょっと近くが見えにくくなってきた感じ...汗

老眼に白内障まで進んできたら、細かい作業は難しいでしょうね。

 

お雛様を飾る6

 

嬉しい時は、ともに喜んで♪
頑張った甲斐もあって、完成へと近づいてきました。
二人でぺちゃくちゃ話しながら、助け合ったおかげで、次女も逃走せず無事任務完了!

 

お雛さまを飾る7

 

ぼんぼりにも明かりを灯して、綺麗に飾られたお雛さまの前で、

「綺麗だね〜」
「頑張ったね〜」
「結構大変だったね〜」

と苦労をねぎらい、おやつをいただきながらともに喜びを語り合います♪
でも、母が一人で飾り付けていた時には、こんな時間を持つこともできなかったでしょうね。(反省)
これまで一人で飾り付けていた母の苦労もねぎらい、
今の暮らしでできなくなってきたこと、しんどいなぁと感じることを聞いてみます。

 

すると、
「わざわざ言うほどのことでもないけれど、聞かれたら言ってみようかな。」
なんて話がいろいろ出てきます。

 

暮らしの中に危険を感じるほど片付いていない空間の場合、
一日も早く安心・安全な暮らしになるよう、片付ける必要があります。
でも、そこまでではないという場合は、
ゆっくりと話す時間を作って、まずは、
暮らしにくいと感じているところを、使いやすく改善していく方がいいのかもしれません。

 

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こちらの本をオススメします。

 

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