スローリーディングの実践を暮らしの中でも実践すると、見えないものが見えてくる

「本は早く読めた方がいい！」

ずっとそんな風に考え、「速読」にも憧れていた私。

 

実際に、速読の体験ができる機会に体験してみると、

私の読む速度は、案外早い方だと知り、

「もっと早く！」という気持ちから少し解放されたのでした。

 

『本の読み方　スローリディングの実践』

そんな時に出会ったのがこの本

『本の読み方　スローリーディングの実践』平野啓一郎／PHP新書

いまだに浸っている「マチネの終わりに」の作者です。

 

 

読みたい本を出会うとつい積み重ねて、

隙間時間には読むけど追いつかない。

読まなければならない本を抱えているときは、

なおさら早く読めるようになりたい…

 

よく考えてみたら、読書だけでなく、生活のいたるところで、

「少しでも早く」と思いながら過ごしているのかもしれない。

「効率的」という言葉が大好きで、毎日の料理が心の負担…

 

「時短家事」「時短料理」という言葉に惹かれ、

その昔、食事の支度に2時間かかっていたところを、

1時間位や30分で作れるように頑張ってみたり。

機能的な家電を増やし、

同時にあれこれやりあげる「家事の二毛作」に励んでみたり。

 

でも、それによってできた時間で何をしているのかというと、

急いで本を読んでいただけなのかもしれない…（汗）

 

＜序文より＞

社会はますます、そのスピードを速めつつある。

だから本も早く読まねばというのではなく、だからこそ、本くらいはゆっくり、時間をかけて読むたいものだ。そうして慌ただしい日々の生活の中に、自分自身で作るゆったりとした読書の時間は、どんなにささやかであっても、かけがえのない人生のゆとりだろう。

（中略）

ゆっくりと時間をかけさえすれば、読書は楽しい

 

 

もしかすると、

急いでこなしていた家事も、

時間に余裕がある時くらい、

ゆっくりと時間をかけてみれば楽しいのかもしれない。

 

朝の弁当だって、早くつくらねば！

なんて、時間に追われて殺気立った気持ちで作るより、

最初から「ゆっくり作ろう」と思えば、

優しい気持ちで作ることができる。

食べる方だって、優しい波動が入ったお弁当の方が美味しいに決まっている。

 

ゆっくりと時間をかければ、料理だって楽しんだり、

癒しの時間にもなるのかもしれない。

実際、冬にコトコト煮えるお鍋の横にいると幸せを感じる。

「早くやらねば！」の思いを外してやることで、

別の癒しや楽しみを求めなくてもよくなるのかもしれない。

すると、時間にも余裕が生まれる。

なんだ、そういうことか！

 

人生も、スローリーディングのような読み方で振り返ってみれば、

点と点がつながって、一本の線が見えてくる。

辛いことも、悲しいことも、

その線の中に並んで「意味のあること」と気づくだけで、

とらえ方も変わってくる。

 

フラワーエッセンスは、そんな気づきのきっかけを手助けしてくれる。

自分にぴったりのブレンドボトルを飲む間に、

いろんな心の変化や気づきを話してくださることがとても多く、

時間を追って気づきが増えると、

次回お会いしたときは、これまでの人生の捉え方が変わり、

これからの行動が変わってくる。

そんな方を何人も見てきました。

 

「ああっ、そういうことだったのか！」

本のお陰で、またひとつ納得できました。

 

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忍耐強くなり、穏やかになり、

ゆったりと余裕を持って行動できる手助けをしてくれます。

 

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