「働くママの夫婦で働く時間活用術〜もっと楽に子育て〜」講演会でお話させていただきました。
毎日暑い日が続きますね。
この時期、ママ達の会話は「もうすぐ夏休みじゃね…」。
長い夏休みを子どもとどう過ごすのか?突入してしまってから爆発しないよう、
あれこれ頭をひねって準備を始める時期でもあります。
もっと小さなお子さまがいらっしゃるママ達にとっては、
雨が降ったら買い物にも出るのも大変...
熱中症になるほどの暑さの公園で遊ばせるにもいかず...
イライラが募る時期ですね。
そんなママを応援するための、いわくに市民活動支援センター主催の楽しい企画、
「ママカフェ〜このゆびとまれ〜!」が、7/2(日)岩国市民会館で開催されました。
その催しの午後の部の「講演会」の講師のご依頼をいただき、
『働くママの夫婦で働く時間活用術〜もっと楽に子育て〜』のお話をさせていただいてまいりました。
子どもを健やかに育てるための支援
今年で第4回目となる「ママカフェ〜このゆびとまれ〜!」は、
子育て中のママ&パパの情報交換や、仲間づくりの目的とした楽しい交流の場。
カフェコーナーやワークショップ、演奏会、楽しい子どもの遊び場などなど、
一日中親子で楽しめる内容が盛り沢山の楽しい催しです。
スタッフの皆さんは、汗だくになりながら、会場を忙しく走り回っていらっしゃいました。
子育てをしながら、家事もこなし、仕事も、その上自分の時間を持ちたいと思ったら、
24時間では足りません。
その前に、身体も心も壊れてしまいます。
頑張る人ほど疲れとイライラを抱え、親子共にしんどい暮らしになってしまいます。
「自分の時間を大切にしながら子どもを健やかに育てる環境づくりの手法をママに伝えて欲しい!」
という、いわくに市民活動支援センターのご担当の方から熱いご依頼をいただき、
今回の講演会のご縁をいただきました。
ママを支援する現場で働く皆さまは、本当にいつも
- 「どうすれば、ママが楽になるのか?」
- 「何があれば子どもが幸せに暮らせるのか?」
といいうことを、真剣に考えてご依頼してくださいます。
どうすれば、時間を整理してもっと楽に暮らせるのか?
講演会では、タイムマネジメントの考え方をベースとし、
ライフオーガナイズの手法を使った時間の整理方法で、
暮らしを整えていくお話をさせていただきました。
ママが楽になるには、ママの心が満足する時間の使い方をじっくり見つめる必要があります。
いつもは、なんとなく流れてしまう時間についてじっくり考えることから始め、
- 夫婦それぞれの今の心の中、
- 小さな子どもが大きくなってく先の時間、
- 親との時間
など、普段考える余裕のないずっと先の時間も見つめていただきました。
- 本当に大切な人
- 大切にしたい時間
それがわかって、はじめて時間の優先順位を考えることができます。
おうちに帰ってから取り組んでいただけるよう、
- 子どもと楽しく過ごすための時間を作る方法
- 家事を協力してもらう環境づくりの方法
についても、我が家のライフオーガナイズのお片づけの実例を見ていただき、
1時間半の講演会を終えました。
夫婦で働くために、本当に必要なことは?
講演会の中では、「今の状況でできること」を中心にお話しさせていただきました。
でもそれは言い換えると、こういうこと。
「今の大変な状況の中で、ママの身体と心が壊れないように子供が大きくなるまで何とかやり過ごす方法」
年金の財源を作るために、「みんな働こう!」急に切り替わっても、
- 保育園に入れない。
- 保育園に入れたとしても、小学校にあがった瞬間放課後の受け皿がない。
これでは、働きたくても働けない。
働くママが働き続けるためには、
子育て期間中子供を預けるために、お給料の大半をつぎ込むことになります。
今の男性の働き方で、家事と育児を分担しても、ママのイライラが同様にパパに広がり夫婦で疲弊するだけ。
男性の働き方から、根本的に考え直さなければ、笑顔で暮らすことは難しい。
仕方がない...と我慢して過ごしてきましたが、
娘たちが子供を持つことを考えると、声を上げないといけませんね。
今回の「ママカフェ」の講演会では、
ご夫婦でのご参加や、独身の男性がお一人でのご参加の方もいらっしゃいました。
「今お付き合いしている人と結婚の予定があり、できれば子ども欲しい思っているので、
そのために役立つのではと思い参加しました」とのこと。
子連れのママたちの催しの中に入るには、かなりの勇気がいったことと思います。
でもこんな方がいらしゃるなら、これから良い方へ変わるはず!と希望が持つことができました。
受講者の声
- 今までのどの講演会よりも大変わかりやすく面白い講演会でした。
- これからとても役に立つ情報でした
- 大変ためになった講座となり、
あっという間の1時間30分でした。 本当にありがとうございました。 - 大切な人、大切な時間、10年後の状況等、思考から生活を組み立てていく手法に納得いたしました。
- すべてにおける整理の仕方で人生変わることを学ばせていただきま
した。
これからの皆さまの暮らしに、少しでもお役に立てましたら嬉しいです。
ありがとうございました。