マイナスの感情ってない方が幸せ？

ムシムシとした雨の日が続くと、

雲から覗く太陽の晴れ間がありがたいですが、暑いですね。

今日はフラワーエッセンスから少し脱線したお話をしたいと思います。

優しい植物たちへの憧れ

「ずっと花になりたいと思ってました」

花を見るとき、私の頭にはいつもこの言葉が浮かびます。
アドバンストコースで学ばれていた方が、
呟くように口にされたこと。

うちの娘は小学生のころ、
将来の夢を発表しなければならないとき、

「木になりたい」

という本音が言えず悩んでいたことがあります。

「人として生まれて、大きくなったら木かね…」

親としては、正直戸惑いました。

幸い『木はいいなぁ』という絵本を通して、
木とのすばらしい生活を目にし、
彼女がなりたい人間像を思い浮かべることができました。

人は優しいだけでは生きていけないのか

そんなこともあり、

『花になりたい』という絵本を探し

出会うことができたおかげで、
花を見るたびに思い出す言葉を

少し理解できたように思います。

絵本の『花になりたい』は、こんなお話でした。

先日、そんなライオンの姿が

現実にあるかのような
陶芸作品に出会いました。

もしも人がマイナスの感情を持たなかったら

フラワーエッセンスのカウンセリングで
・辛い経験
・自分では消せないマイナスな感情

を伺っていると、

植物のようにプラスのエネルギーしかなければ
こんなに悩まなくても良いのでは？
と思ってしまうことがあります。

なぜ人はプラスとマイナスの両面を持つのでしょうか？
マイナスの感情は、ない方がよいのでしょうか？

辛い思いや我慢の多い生活が続くと
・他人の生活を妬ましく思ったり
・私ばっかり…と落ち込んだり

でも、マイナスの思いが
「なにくそ！」と、生きる原動力になり、
逆境を跳ね返す力にもなることも見てきました。

大きな悪を前にしたとき、
負の感情が背中を押してくれることもあります
花のようだったら滅ぼされるだけで、
悪を退治することはできないでしょう。

フラワーエッセンスを使うことでの一番大きな変化は

負の感情を抱えたまま過ごすのは
しんどくて辛いもの

逆境に置かれた時

フラワーエッセンスを使うことで
気持ちが楽になることを経験されたことは
使った方にはきっとあるでしょう。

ただ気持ちが楽になるだけではなく

自分の人生において
その辛い経験が何か意味を持つ

そう気づくことはなかったでしょうか？

辛い経験や嫌な感情を味わうこと、
悲しむことは、
悪いことではなく人生での自然なプロセス。

逆境に置かれたときに
自分に合ったフラワーエッセンスを選ぶことは、
自然と自分を離れたところから見つめる
時間を作ることにもなります。

出来事の捉え方が変わるだけで、
幸福感も変わる。

この辺りをもう少しわかりやすく
お伝えできるワークショップを
形にしたいと思っています。

暑い季節、オリーブのエッセンスで
日々の疲れを癒しながら
元気に過ごせますように