【2019HHイギリス研修をふりかえる⑨最終回】ロンドンでのバッチ博士とキューガーデンでの植物観察

自然豊かなクリックハウエルから、

大都会のロンドンへ戻ってきました。

 

美しいウェールズの自然の中で数日過ごしただけですが、

ロンドンに戻ると花粉症の症状が出てきたり、

街の騒音や人混みに疲れたり…

 

 

日本での日常生活でも街の空気には慣れているはずなのに、

身体の反応は正直です。

 

この研修で最初にロンドンに着いたときは、

そんなに感じなかったということは、

私の身体は普段の生活では自然から離れ、

無理をしているということなんでしょうね…

バッチ博士のロンドンでの医師時代

こちらは、ユニバーシティ・カレッジ病院。

近代的な建物へと建て変わりましたが、

バッチ博士が医師になって最初に勤務し、診療と研究を続けていたところです。

 

その後、19世紀から続く世界的な名医街・ハーレーストリートに診療所を設けます。

今も一流のドクターしか開業できないというこの場所に、バッチ博士の診療所もありました。

 

 

バッチ博士の高まる名声に、仕事は山積み、

収入もかなりのものだったそうです。

地位も名誉もお金もすべてを手放し、

新しい仕事と治療薬のために、ウェールズへと旅だったバッチ博士。

それにしても、こんなすごいところだったとは…

 

まだまだ、訪れたいところは色々ありましたが、

時間が足りず…今回は諦めました。

 

ロンドン・王立植物園キューガーデンでも植物観察

ロンドンで滞在しているパディンドンから、電車に乗って30分のところに、

世界遺産の王立植物園「キューガーデン」があります。

 

約120ヘクタールもあるこの広大な植物園には、

膨大な外来植物のコレクションや英国王室の宮殿があり、

世界的に有名な植物の研究機関でもあります。

 

すべてを見て回りたいところですが、

今回はバッチフラワーに中心に楽しみました。

 

 

こちらは、空中の散歩道「ツリー・トップ・ウォーク・ウェイ」

見上げるほど大きな木を、鳥の目線からながめることができる道。

 

 

イギリスの国樹・強くたくましい「オーク」の木も、

枝に止まったような気持ちで、間近で観察♪

 

 

クリックハウエルではまだつぼみだったスイートチェスとナットは、

ここではもう満開!圧巻です!!

ふさふさの黄金色の花に覆われて、輝いていました。

 

キューガーデンの園内には、他にも、

「パイン・ロード」という

たくさんの種類の「松の木」が植えられた道や、

 

色んな種類のヒイラギが植えられた、

「ホリー・ロード」と呼ばれる小道があって、

もう興味津々です。

 

バラが満開の「ローズ・ガーデン」は、

いい香りが漂い癒されます。

 

いつまでも歩き続けていたいところでしたが、

この時期は涼しいはずのロンドンも

異常気象のせいもあり、昼間は30度を超える暑さ。

炎天下を歩きまわるのも限界…

 

駅の隣のカフェ&パブで、

冷たいエルダーフラワーコーディアルとガスパチョをいただき生き返りました。

(ロンドンのレストランやホテルには冷房がないのです。)

 

ロンドンの街歩き

ロンドンの街中に戻り、目当ての場所に向かいました。

こちらは、コベントガーデンにある、ニールズヤード本店

アロマセラピーやハーブ、ホメオパシー、フラワーエッセンスなどの

自然に優しく人にやさしいナチュラルな商品を展開しています。

ヒーリング・ハーブス社のフラワーエッセンスも扱っています!

 

 

王室御用達のホメオパシーの薬局、エインズワース覗いてみました。

エインズワース社のバッチフラワーエッセンスも置いてありました。

この近くにある自然療法のお店では、

色んな会社のバッチフラワーエッセンスを目にしました。

 

街の教会では、ヴァインが伸びやかにツルを伸ばしていました。

ヴァインのプラスの面を感じますね。

 

V&A(ビクトリアン&アルバート・ミュージアム)にも足を運び、

美しい建物とアートも堪能♪

この日は、クリスチェンディオールの特別展が開催され、

いつもの美術館とは別の雰囲気に包まれていました。

 

 

マリア様の像にたどり着きました。

ヒーリング・ハーブス社の会社のロゴにもなっている、

チコリーの花は、「マリアブルー」とも言われています。

マリア様の身につけているこのブルーが、マリアブルーなんですね。

「惜しみなく与えるだけの献身的な愛の色」キレイなブルーです。

美術館から出ると、もう外は真っ暗。

朝から一日中歩きまわっても、まだまだ行きたいところが山積みです。

「せめて後1日、ロンドンにいたいね〜」

なんて話をしながら、長い旅を振り返り、最後の夜を過ごしました。

 

番外編

翌日の朝には空港に向かい、日本帰る予定でしたが、

予想もしなかったことが…

 

誰よりも早く起きて支度をし、

一足早くホテルを出ようとしていた西日本組の私たち。

でも、色々なことが次々と重なり…

その日に帰る飛行機に乗ることができませんでした…

 

次の日からのスケジュールもいろいろ、家族のこともね…

帰れないと分かった時の絶望感。

その時、キューガーデンで見た「スイートチェストナット」の金色に輝く花が頭の中にずっと浮かんでいました。

 

かなり時間はかかりましたが、

親切なヒースロー空港のスタッフの皆様のお陰で、

なんとか翌日出発のエアーチケットが取れ、

その日はヒースロー空港ターミナル5直結の不思議なシャトルに乗り込みました。

宇宙ステーションみたい♪

無人のPODに乗り込み、空港の広い景色を楽しんでいるうちにホテルに到着。

宿泊したのは、シスル・ロンドン・ヒースロー・ターミナル5ホテル

ここは、飛行機マニアにはたまらない場所。

レストランからも、デッキからも、部屋からも、

飛行機を間近で何度も見ることができるのです。

 

何時間も飛行機を撮影し続ける様子は、

昨日までの植物マニアの私たちの姿と重なり、親近感を覚えました。

「あと1日いたい〜」とは口にしたものの、

こんな形で願いが叶えられるとは…

でもこの経験も意味があり、深い学びとなりました。

これについては、講座でお会いしましたときにでもお話しいたしましょう。

 

長い長い研修の旅のレポート、お付き合いいただきありがとうございました。

 

【2019HHイギリス研修をふりかえる①】バッチフラワーエッセンスの旅のはじまり

【2019HHイギリス研修をふりかえる②】バッチ博士が生きた時間に触れるバッチセンター

【2019HHイギリス研修をふりかえる③】バッチセンター周辺ソットウェルの街さんぽ

【2019HHイギリス研修をふりかえる④】ヒーリングハーブス社を目指して

【2019HHイギリス研修をふりかえる⑤】バッチ博士がはじめてフラワーエッセンスを発見したアスク川

【2019HHイギリス研修をふりかえる⑥】ヒーリングハーブス社ジュリアンのレクチャー

【2019HHイギリス研修をふりかえる⑦】森の中で出会ったセカンド19の樹々

【2019HHイギリス研修をふりかえる⑧】クリックハウエルの街あるき

【2019HHイギリス研修をふりかえる⑨最終回】ロンドンでのバッチ博士とキューガーデンでの植物観察

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